共用廊下やベランダの天井に剥がれた部分があったので、モルタル下地補修をしました。
モルタル外壁はセメント、砂、水でできており防水性が低いため、モルタルの表面に塗料を塗装して防水性を保っています。
またクラック(ひび割れ)が発生しやすく、衝撃や寒暖の差によって塗膜が劣化することで剥がれが生じやすいのがモルタル壁の特徴です。
剥がれたままにしておくとそこから雨が浸み込み、雨漏りに発展する可能性が高くなります。
そうなる前に補修が大事!
まず剥がれている塗膜をケレン(旧塗膜を落とす作業)して、剥がれた部分を十分に除去します。
剥がれかけた部分に新しい塗装をしてもいずれはどちらも剥がれ落ちてしまうため、このケレンがとても大事な作業となります。
その後、高圧洗浄で汚れ、旧塗膜、ごみなどを落としていき、既存の塗装との段差ができている箇所をモルタルで調整し、吹き付けなどをして模様を合わせていきます。
また日当たりが悪かったり湿気が多かったりする場所のモルタル外壁には、カビ・藻・コケが繁殖します。
それらが繁殖するといった時点で塗膜の耐水性・防カビといった効果が薄れているということになり、そのまま放置するとカビが次々と増えることになるため、カビを除去して再塗装し、繁殖を防ぐ必要があります。
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