エグゼスト「DIY paint」をご購入いただいたお客様へ

水性なので扱いやすく、油性塗料に比べて臭いが少ないのが特徴です。
現在販売しているのは700ml缶ですが、大容量の大きな塗料が必要な方はエグゼストまでご連絡ください。
※油性塗料、錆び止め塗料、シーラーの販売はしておりません。
ご用意いただく塗装用具
・刷毛類など
ローラー刷毛 すじかい刷毛 小刷毛など ハケ洗い用バケツ 塗料を混ぜる角棒や平板など
・下地調整用具
受け皿 皮スキ・スクレイパー ワイヤーブラシ サンドペーパー
・養生用品
マスキングテープ テープ付き養生シート 汚れ防止用新聞紙など


水性塗料の使い方と使用上のご注意
水性塗料が使用できる素材
屋内外の木部・鉄部・コンクリートなどに使用可能です。
■ 木部…ウッドデッキ・ラティス(木製フェンス)・ぬれ縁・門扉・板塀・雨戸・戸袋・ルーバーなど屋内外の木部・木製品。
■ 鉄部…門扉・フェンス・シャッター・ガレージ・物置き・鉄骨・建具・パイプなど。
※錆止めの下地処理が必要です。錆止めは販売しておりません。
■ コンクリート部…屋内外のコンクリート部分
※下地調整(コンクリート素地には下塗りシーラーを塗布する作業)が必要です。
水性塗料の乾燥時間
乾燥時間
5~10℃ 5時間以上
23℃ 2時間以上
30℃ 1時間以上
※乾燥時間は目安です。使用量、通風、湿度および素地の状態によって異なります。塗り重ねるときは1回目がよく乾いてから2回目を塗ってください。
水性塗料のご使用上の注意と保管方法
・表示の用途以外に使用しないでください。
・体調の悪いとき、アレルギー・化学物質に敏感な人は使用しないで下さい。
・目に入ったり皮膚に付着しないよう、また誤飲しないように注意して取り扱って下さい。
・塗料がついても支障がない服装で作業して下さい。
・塗り面積・乾燥時間・着色力・色相などは、素材・塗布量・下地・塗り方・気象条件などにより多少異なります。
・自動車、高級家具、テーブル、床などには使用しないでください。壁紙や絶えず水がかかったり水に浸かるところ、いつも湿っているところにも適しません。
・取り扱い中は汚れてもよい服装で保護手袋やマスクを着用し、皮ふにふれたり口や目に入らないようにしてください。皮膚に付着したまま放置すると、炎症を起こすことがあります。また、塗装中、乾燥中ともに換気をよくしてください。
・火気のあるところでは塗らないでください。
・使い終わった用具は塗料が乾かないうちに古新聞などでよく拭き取り、水か湯で洗ってください。
・開封後は一度に使い切ってから、各自治体の分別方法にしたがって処分してください。
やむを得ず保管する場合は密栓してから冷暗所で保存し、速やかに使い切ってください。
・残った塗料は缶のフタを固く閉め、直射日光を避けて保存してください。-5℃以下になるところ、自動車内などの高温になる場所、容器が錆びやすくなる環境には置かないで下さい。
・やむを得ず塗料を捨てるときは、火気のない屋外で新聞紙等に塗り広げ、完全に乾いてから一般ゴミとして処分してください。
・保管する場合は子供の手の届かないところに保管し、誤飲、誤食をしないように注意してください。保管時や運搬時には容器を横倒しにしないでください。
【屋外で塗装する場合】
・天気予報を確認し、晴天の続く日を選んで塗装してください。
・気温が5℃以下、降雨、降雪の恐れのある時、湿度の高い時(85%以上)、風の強い時は塗装を避けてください。
・夜露がおりて結露する季節は早め(午後3時頃まで)に塗り終えてください。
・絶えず結露が発生するような用途、場所での使用は避けて下さい。
救急処置
・目に入った時は直ちに多量の水で洗い、できるだけ早く医師の診察を受けてください。
・誤って飲み込んだ場合にはできるだけ早く医師の診察を受けてください。
・蒸気、ガスなどを吸い込んで気分が悪くなった場合には空気の清浄な場所で安静にし、必要に応じて医師の診察を受けて下さい。
・皮膚に付着した場合には多量の石鹸水で洗い落とし、痛み又は外観に変化のあるときは、医師の診察を受けて下さい。
1日で塗り上げるには
1日で塗り上げる時は午前中に下地処理を行ない、塗装は午後3時頃までに仕上げるようにします。
屋外で塗装する場合、夕方からの塗装では夜露がかかったりして塗料の性能を充分に発揮できません。
また、夏などの突然の雨が予想される時も屋外での塗装は避けてください。
1日ですべてを行なわず、しっかり乾いたのを確認しながら2~3日に分けて作業するのもお勧めです。
水性塗料の塗装手順
・塗る面の剥がれかけている古い塗膜やサビは、皮スキ(スクレイパー)、ワイヤーブラシ、サンドペーパーなどでとり除き、粉埃をきれいに拭き取ります。油分、かびなども取り除きます。
・つるつるした面はサンドペーパーで表面を荒らしてから塗ってください。
・塗装面が充分乾燥していることを確認してください。
・木部は節穴やくぼみにはパテなどを埋め込んでならします。
・鉄部は充分にサビを落とし、下塗りとしてサビ止め塗料を下塗りして完全に乾かします。
・新しいコンクリートやモルタル面に塗る場合は、施工後3週間以上経ってから行い、必ずシーラーを下塗りしてください。
※下塗りシーラーの使い方と使用上のご注意はこちら
・塗料を塗りたくない所には、マスキングテープやテープ付き養生シート、古新聞などを使って塗料がつかないようにカバーします
※他のところについた塗料は、乾かないうちに水道水などでぬらした布で拭き取ってください。乾いてからではなかなかとれませんのでご注意ください。
【2.塗り方】
・使用前に塗料を充分にかきまぜてください。
・フタに手をそえて、フタと容器の間にマイナスドライバーなどを差し込んで開け、角棒や平板などで缶の底の方まで十分にかきまぜると、色ムラもなく性能を充分に発揮できます。色見本の色を目安に、充分に撹拌されているか確認してください。
・塗料の粘度が高く塗りにくい時は、水で少し(※5%以内)うすめます。
塗料容器の中に直接水道水を入れると、残った水性塗料を長期間保存した時に水道水が腐敗して塗料が使えなくなる恐れがあります。水性塗料をうすめるときは、ペール缶や受け皿など他の容器にうつしてからうすめてください。
夏期に塗装面が高温となり、乾燥が速すぎて塗りにくい場合はさらに少しずつうすめて調整します。
・コーナーや塗りにくいところは先に筋交い刷毛で塗り、入り組んだところは先に小刷毛で塗ります。
面積の広いところは後から平刷毛やローラー刷毛を使うと速く楽に塗ることができます。
・ローラーで塗る場合は受け皿でたっぷり塗料を含ませ、Wの文字を描くように塗り、上からWの文字を消すように上下に動かして塗ります。一度に厚塗りせず2回塗りで仕上げると美しく仕上がります。
・木部の場合、ハケは必ず木目に沿って動かしてください。
・塗った後は乾くまで手で触れたりせず、雨水やホコリがかからないように注意してください。
・マスキングテープは、塗料が手に付かなくなったらはがします。
【水性塗料の塗り方を動画を動画でチェック!】


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