コラム

夏は遮熱塗料で涼しく省エネ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


段々と日差しがきつくなってきましたね。香川県の夏はエアコン無しで乗り切ることは不可能ですが、夏を経済的に乗り切るためにお勧めの手段があります。

それは、屋根や外壁を遮熱塗料で塗装することです!

いやいや、塗料ぐらいじゃ経済的にならないでしょ!と思った方に、今回は遮熱塗料の効果についてお伝えしたいと思います。

遮熱塗料とは?


遮熱塗料の“遮熱”とは、太陽の光を反射させて屋根の蓄熱を抑える働きのことを指します。まず最初に、太陽によって室温が上がる仕組みを見てみましょう。

太陽の光エネルギーが屋根に当たって熱エネルギーに変化して、屋根の温度を上昇させます。そして屋根の温度が室内に伝わって室内の温度も上昇します。

そこで、太陽光を多く反射することで屋根の温度上昇を抑えることに着目したのが遮熱塗料です。

遮熱塗料の働き


太陽の光エネルギーは、約50%が赤外線、約47%が可視光、残りの3%は紫外線で構成されていますが、遮熱塗料は太陽光による赤外線を効率よく反射させます。

右のグラフから日射反射率(太陽のエネルギーをどれぐらい反射するか)を見てみると、遮熱塗料は従来の塗料に比べて、赤外線の枠内で高い反射性能を示しています。赤外線をより多く反射することで熱エネルギーを吸収することを防いで、室内の温度上昇を抑えます。

屋根の蓄熱を抑えることができれば、室内温度を下げて省エネに繋がるだけでなく、地球温暖化やヒートアイランド現象も抑えることができます。同時にCO2排出量の削減にもつながるなど、家庭だけではなく地球にとっても効果が生まれます。

遮熱塗料のメリット

一般の塗料と比べて遮熱塗料でどれぐらいの効果があるのかを見てみましょう。

通常の塗料と遮熱塗料を比較した場合

・夏の屋根の表面温度・・・約15~25℃低減効果
・室内温度・・・約2~3℃程度の低減効果
・電気代・・・約15%の電気代が節約できる
・耐用年数・・・15年~20年と長くなる(一般の塗料は10~15年)

遮熱塗料は様々なメーカーから販売されていて商品によって詳細は変わりますので、遮熱塗料を選ぶ時には商品別に比較することをお勧めします。

まとめ

遮熱塗料は太陽の光を反射して蓄熱することを防ぐ塗料です。
塗装にかかる費用は一般の塗料と比べて高くなりますが、電気代が節約できることや耐用年数が長くなるなどのメリットを考えるとプラスになる面が多く、自信をもってお勧めできる塗料です!

今回は主に屋根についてお話しましたが外壁用の遮熱塗料もあります。屋根や外壁の塗装をご検討中の方は、ぜひ選択肢の1つとして遮熱塗料も入れてご検討ください。

次回の記事はこちら
【屋根や外壁はなぜ色褪せする?】

香川県高松市の屋根・外壁塗装の専門店エグゼストは、お客様から「エグゼストにお願いして良かった」と言って頂けるよう、お客様が安心できる塗り替え工事のご提案を致します。
一戸建て住宅から、マンション・アパート・店舗などの屋根・外壁塗装のほか、シーリング工事(コーキング打替)、雨漏り修理、外壁ひび割れ修理、外壁塗装のふくれ修理、防水工事、屋根外壁板金工事、雨樋工事、サイディング張り工事、外壁工事、外壁断熱工事、外壁耐震工事も行っております。