前回、屋根塗装工事をした高松市高松町の店舗事務所にて、外壁塗装工事を行いました。
今回は外壁塗装が完了するまでをご紹介します!
屋根の洗浄時に家全体を洗浄しているので、次に下地調整を行います。
庇や外壁をヤスリで擦って汚れや錆びを落とします。
こちらのお宅の外壁は金属サイディングです。
金属サイディングとは金属を主原料にしているサイディングのことで、鉄板サイディングとも言われます。
利点としては、
■重量が軽い
■耐久年数が長い
■金属素材でありながらサビにくい
■コストパフォーマンスが高い
■断熱性・遮音性・耐震性に優れている
という点があります。
屋根材や外壁材として使用されており、近年大変人気が高まっています。
長持ちするなら金属サイディングはメンテナンスはしなくていいか?というと、残念ながらそうではありません。
金属の敵はなんと言ってもサビです。衝撃による傷や潮風などによって錆びると広がっていく可能性があるため、定期的な点検は必要となります。
また、塗料の劣化のよるチョーキング現象(外壁を指で触った時に白い粉がつくこと。雨や紫外線によって塗料が分解され粉状になって塗装表面に現れる)が見られる場合も塗り直しが必要になります。
どのぐらい長持ちするかはお住まいの周辺環境や自然環境などによって異なるため一概には言えませんが、塗装メンテナンスをすることでより長持ちさせることができるのです。
こちらのお宅では今回チョーキング現象がみられました。
錆止めの下塗りをしていきます。大きな体を小さくして狭い所でも頑張ります!
サッシの枠と壁の隙間をコーキング剤で埋めて、ヘラでならして密着させていきます。
庇も壁も、錆止めの下地が乾いたら2度目の中塗りをしていきます。
これが3度目の上塗り。
軒天井もしっかり塗装。これは1回目の塗りです。目地部分は刷毛で丁寧に、広い面はローラーで塗っていきます。
2回目の塗りです。
軒天井は屋根裏に湿気などが溜まるため、透湿性のある専用の塗料を2回塗装していきます。
丁寧に塗り重ねて塗装完了です。きれいになりました♪
続いて破風を塗装します。
…破風とは?これは「はふ」と読み、切妻屋根の端の山形になっている部分のことです。
こちらも刷毛とローラーを使い分けて丁寧に塗装していきます。
シャッターも手作業で下地処理をしてから錆止めの下塗りをして…
上塗りしたら完成です♪
一部塗装が剥げたり錆びている所が見られたので、錆びの進行を防ぐことができてよかったです。
入口のドアもヤスリで擦って下地調整をした後に下塗り(錆び止め)を塗って、
2回目の中塗り、3回目の上塗りを終えれば終了です。
樋は一部を新しいものに交換するため、取り付けをしました。
足場を解体・撤去して、全ての作業が完了!長い工程を経て、店舗全体が新しく生まれ変わりました。
施主様に一通りご確認いただき、各工程の写真が入った工事完了報告書をお渡しして工事完了となりました。
それでは最後にビフォーアフターの写真をご覧ください。
施工前
カラーシミュレーションで色を決定
施工後
施主様に工事完了後の弊社のアンケートをお願いしたところ、快く受けてくださりました。ありがとうございます!
ご記入いただいたお客様アンケートはこちらからからご覧ください
→次のページを見る【タイル外壁はメンテナンスフリーではない?!】
→前のページを見る【スレート屋根の見逃せないサインとは/高松町 屋根・外壁塗装工事②】
最近のコメント