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メッシュ工法で防水工事/福岡町 防水工事③

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前回は屋上をウレタン通気緩衝工法で防水工事した様子をご紹介致しました。


前回の記事はこちら【ウレタン通気緩衝工法で防水工事②】

前回に引き続き、高松市福岡町のお宅の防水工事の様子です。

今回は玄関上にあたる陸屋根の防水工事の様子をご紹介致します。

この玄関部分は雨漏りが見られた場所です。
こちらも屋上と同じく「シート防水」というシート工法による防水が施されていたのですが、今回はウレタン防水の「メッシュ工法」で施工します。

シート防水工法についての詳細はこちらをご覧ください
→防水工事の種類と劣化サイン ①シート防水

屋上に施工した「通気緩衝工法」はウレタン塗膜が下地に密着しないように下地の上に通気緩衝シートを重ねましたが、メッシュ工法は下地の上に直にメッシュシートを接着し、ウレタン塗膜を重ねて塗布する工法です。
メッシュシートが入ることで衝撃での破損に対して強度があり、複雑な場所への施工が可能で、陸屋根やバルコニーなどによく使われる工法です。

ウレタン通気緩衝工法についての詳細はこちらをご覧ください
→防水工事の種類②ウレタン塗膜防水

メッシュ工法による防水工事


写真左が施工前の状態です。シートの端が大きく浮き上がり、大きなシミの跡が見られることから、かなり劣化して排水性が悪くなっていることが分かります。
写真真ん中は既存のシートを撤去した状態です。全体にクラックが入っていて、特に排水口まわりの損傷が激しいようです。


まずは下地調整です。下地を平坦にしてクラックを補修していきます。


下地を均一にしたらプライマーを塗布し、硬化するのを待ちます。


ドレンの改修を行います。ドレンまわりは最も不具合が起きやすいため、慎重にドレンを設置します。


ここで下地の上にメッシュシートを敷き、上から2回ウレタン塗料を塗布して密着させます。
2回目の塗布は、1回目の塗膜が硬化したのを確認してから行います。


最後にトップコートを塗布して仕上げます。トップコートは防水層の劣化を抑えてくれますがトップコート自身も劣化しますので、5年を目安に塗り替えるのが理想です。

以上をもちまして防水工事を竣工いたしました。
雨漏りが見られる時にはすでに内部まで損傷が進んだ状態だったという場合もあり、そうなると修繕しないといけない場所が増え、費用も沢山かかってしまいます。
それを防ぐのが定期的なチェックとメンテナンスです。適切なメンテナンスを行って屋上やベランダ、屋根、外壁などの防水機能を常に保ってあげましょう!

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